地獄リムジンバス
夕方の稲妻と激しい雨風
これはいかん。京葉線が止まる。
進まない満員電車。スマホでゲームやる隣のサラリーマンのスボンのポケットに突っ込んだビニール傘が俺の足を濡らす。
そんな地獄の様な時間を想像してしまい、リムジンバスで帰ることにした。
数寄屋橋から家の前まで来れる。
たまには座ってゆっくり本を読みながら帰るのも良い。
エアコンの効いた車内は下界の地獄とは別世界だ。
俺の様なスーパーエグゼブテブはこのリムジンバスを使う機会が多いが、バスは2人がけである。
先に乗り込んで隣に人が来ないと広々として快適である。
それは解るが、どいつもどいつも隣に人が来ないように隣に荷物を置いてあとから来た人座らせないようにしているのはいただけない。
酷いのになると靴を脱いで横になっている。こんなものが本当に日本人なのか? いつも心を曇らせる。
武士は食わねど高楊枝って知ってるか?クソ
俺はいつものように隣の席を空け、カバンを下に置いてるとオヤジが隣に乗った。
上等上等w俺は10代の女とかじゃない。こんなのは平気だよ。
隣のオヤジはカンチューハイをぷしゅっと開けた。
ホルダーにその缶を突っ込み、イカくさいおつまみを広げる。
そりゃないよ和尚さん。何度か電車でイカくさいつまみ広げるやつを見たが、必ず俺の隣だ。
今度はスマホを取り出し窓際の俺を右肘で突っつく。
そいつは俺の降りるとこの1つ前で降りたが、
ジュースホルダーにはカンチューハイがささったままだった。エチケットとはなんでしょう?
こんな奴でも自分の会社では偉そうに講釈たれているんだろうな。
公共の乗り物で酒を飲むなとはいわん。イカくさいつまみはやめてくれ。ピーナッツにしろ。
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